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新幹線の往復予約はいつからできるのか徹底解説

新幹線の往復きっぷを予約したいけれど、いつから買えるのか、そもそもどうやって買うのか、よくわからないという方は多いかもしれません。

往復割引の条件や料金、ネットでの予約方法、行きと帰りで日にちが違う場合の対応など、気になるポイントはたくさんありますよね。

私自身、新幹線の往復きっぷを初めて買おうとしたとき、えきねっとやスマートEXなど予約サイトがいくつもあって混乱した経験があります。

しかも2026年3月には往復乗車券の発売が終了するという大きな制度変更も控えていて、今のうちに正しい知識を押さえておくことがとても大切です。

この記事では、新幹線の往復予約がいつから可能なのか、往復割引でどれくらい安くなるのか、窓口やネットでの具体的な買い方、そして帰りの日程が未定のときの対処法まで、まとめてわかりやすく解説していきます。

ポイント

  • 新幹線の往復予約が可能になるタイミングと事前受付の活用法
  • 往復割引の適用条件と主要区間の割引料金の目安
  • えきねっとやスマートEXを使ったネットでの往復切符の買い方
  • 行きと帰りの日にちが異なる場合や帰りの予約変更の注意点

ここからは、新幹線の往復きっぷに関する基本的な知識を整理していきます。予約のタイミングや割引の仕組み、具体的な料金の目安など、まずは押さえておきたいポイントをひとつずつ確認しましょう。

新幹線の往復切符の買い方ネットで簡単に手続きする方法

新幹線の往復切符をネットで買う方法は、利用する路線によって使うサービスが異なります。大きく分けると、JR東日本のえきねっと、JR東海・西日本のスマートEX(またはエクスプレス予約)、JR西日本のe5489の3つが主なネット予約サービスです。

えきねっとで往復予約する場合

東北新幹線や上越新幹線、北陸新幹線などJR東日本エリアの新幹線は、えきねっとから往復予約ができます。予約画面で「往復」タブを選択し、行きと帰りの日時をそれぞれ指定するだけです。片道601km以上の区間であれば「新幹線eチケット(往復割)」が選択でき、乗車券部分に往復割引が自動的に適用されます。

スマートEX・エクスプレス予約で往復予約する場合

東海道・山陽・九州新幹線の場合は、スマートEXまたはエクスプレス予約を利用します。アプリやブラウザの予約画面で「往復」を選択してから検索すると、往復割引が適用された商品が表示されます。片道ずつ予約してしまうと往復割引が適用されないので、必ず「往復」を選んでから予約を進めてください。

e5489で往復予約する場合

JR西日本が運営するe5489でも往復予約は可能です。「ゆき」の予約が成立した画面の下部に「かえりを検索する」というボタンが表示されるので、そこから続けて帰りの列車を予約する流れになります。

いずれのサービスも、事前に無料の会員登録が必要です。予約の直前に慌てて登録すると手間取ることがあるので、余裕を持って済ませておくのがおすすめですね。

新幹線の往復で帰りの予約を別日に取る方法

行きと帰りを異なる日程で予約したい場合は、ネット予約でも窓口でも対応可能です。ネット予約であれば、往復予約の画面で行きの日付と帰りの日付をそれぞれ別の日に設定するだけなので、特に難しい操作は必要ありません。

ただし、えきねっとの事前受付(発売開始前の申し込み)を利用する場合は少し注意が必要です。事前受付で往復の列車を一緒に申し込めるのは、行きと帰りの乗車日が同一の場合に限られます。日にちが異なる場合は、事前受付ではなく通常の発売開始後に往復予約を行うか、片道ずつ事前受付をする方法を検討しましょう。

なお、往復予約を済ませた後に帰りの日程だけを変更したいケースもあると思います。えきねっとの場合は申込履歴ページから帰りの列車のみ変更が可能です。スマートEXやエクスプレス予約でも、出発前であれば帰りの列車の日時変更ができます。ただし、往路の使用開始後に復路を変更する場合は、同一日・同一区間・同一設備といった条件が付くことがあるため、各サービスの案内を事前に確認しておくと安心です。

新幹線の往復は日にちが違う場合も購入できる

結論から言うと、新幹線の往復きっぷは行きと帰りで日にちが違っていても問題なく購入できます。これは窓口でもネット予約でも同様です。

窓口で往復乗車券を購入する場合、行きの乗車日を伝えれば、帰りの日程は有効期間内であればいつでも利用できます。帰りの特急券(指定席券)だけは乗車する列車を指定して購入する必要がありますが、乗車券部分は有効期間内なら日にちを限定されません。

往復きっぷの仕組み

往復乗車券は「ゆき」と「かえり」の2枚がセットになった乗車券です。「ゆき」と「かえり」はそれぞれ独立した乗車券として使えるため、帰りの日にちは有効期間内で自由に選べます。特急券(座席指定)は別途、帰りの希望日に合わせて購入・予約する形になります。

ネット予約の場合は、行きと帰りの日時を個別に指定して予約するため、日にちが違うことはまったく問題になりません。むしろネット予約のほうが、帰りの日程を画面上で自由に選べるので直感的にわかりやすいかもしれませんね。

新幹線往復切符の買い方を窓口と券売機で解説

ネットが苦手な方や、対面で相談しながら購入したい方は、駅のみどりの窓口指定席券売機を使う方法もあります。

みどりの窓口での買い方

みどりの窓口では、駅員さんに「往復で購入したい」と伝えるだけでOKです。出発駅と到着駅、行きの日程、帰りの日程(決まっている場合)、利用する列車の希望(のぞみ・ひかりなど)、座席の種類(指定席・自由席・グリーン車)を伝えれば、往復割引が適用されるかどうかも含めて案内してもらえます。

帰りの日程が未定の場合でも、乗車券は往復で購入し、帰りの特急券だけ後日改めて買うという方法も可能です。窓口であれば柔軟に対応してもらえるので、不安な方にはおすすめの方法です。

指定席券売機での買い方

指定席券売機でも往復乗車券の購入は可能です。画面の案内に従って「乗車券」→「往復」を選択し、区間と日程を入力していきます。ただし、券売機の操作に慣れていないと少し戸惑うこともあるかもしれません。不明点があれば、近くの駅員さんに声をかけると丁寧に教えてもらえます。

みどりの窓口の縮小に注意

近年、JR各社ではみどりの窓口の設置駅が大幅に減少しています。事前に最寄り駅にみどりの窓口があるかどうかを確認してから出向くようにしましょう。

新幹線往復割引料金表で区間別の運賃を確認

往復割引が適用されると、乗車券(運賃)がそれぞれ片道ごとに1割引になります。ただし、割引が適用されるのは運賃部分のみで、特急料金には割引はありません。以下に、主要区間における往復割引適用時の片道あたりの運賃の目安をまとめました。

主要区間の往復割引運賃(片道あたり・目安)
区間 通常運賃(片道) 往復割引適用後(片道) 片道あたりの割引額
東京〜岡山 10,670円 9,600円 約1,070円
東京〜広島 11,880円 10,690円 約1,190円
東京〜博多 14,080円 12,670円 約1,410円
東京〜熊本 15,510円 13,950円 約1,560円
東京〜鹿児島中央 17,380円 15,640円 約1,740円
名古屋〜博多 11,330円 10,190円 約1,140円

上記の金額はあくまで一般的な目安です。実際の運賃は利用日や経路によって異なる場合がありますので、正確な金額はJR東日本の往復割引乗車券の公式ページなどで最新情報をご確認ください。

この表を見てわかるとおり、片道あたり1,000円〜1,700円程度の割引になるため、往復合計では2,000円〜3,500円ほどお得になる計算です。長距離の移動ほど割引額が大きくなるので、片道601km以上の区間を利用する方はぜひ活用したいところですね。

新幹線を往復予約するならいつから準備すべきか

ここからは、往復きっぷの予約タイミングや割引の仕組み、有効期間のルール、そして2026年3月に控えた往復乗車券の発売終了についても解説していきます。今後の変更点も含めて、損をしないための知識を身につけておきましょう。

新幹線の往復で買うといくら安くなるのか

新幹線の往復割引は、片道の営業キロが601km以上の区間で、往復乗車券を同時に購入した場合に適用されます。割引率は運賃(乗車券)の1割引(10%OFF)で、行きと帰りのそれぞれに適用されます。

たとえば東京〜博多間の場合、通常の片道運賃は14,080円ですが、往復割引が適用されると片道12,670円になります。往復合計で見ると、通常なら28,160円のところが25,340円となり、約2,820円の節約になるわけです。

ただし、ここで注意しておきたいのが、特急料金には往復割引が適用されないということです。新幹線に乗るためには乗車券(運賃)と特急券の両方が必要ですが、割引されるのは乗車券部分だけ。そのため、新幹線の総支払額で見ると割引率は10%よりも小さくなります。それでも往復で数千円の差が出るので、長距離移動では大きなメリットと言えますね。

601km未満の区間は対象外

東京〜新大阪間は約553kmのため、実は往復割引の対象外です。往復割引が使えるのは東京〜岡山、東京〜広島、東京〜博多などの長距離区間に限られます。利用予定の区間が対象かどうかは、事前に営業キロを確認しておきましょう。

新幹線の往復予約をお得にするコツ

新幹線の指定席は、乗車日の1ヶ月前(前月の同日)の午前10時から発売が開始されます。往復で予約する場合も、このタイミングは同じです。行きの乗車日が発売開始されれば、帰りの乗車日が発売期間内であれば一緒に往復予約ができます。

人気の時期(年末年始、GW、お盆など)は発売開始直後に指定席が埋まることもあるので、発売日の10時にすぐ予約するのがベストです。ネット予約であれば自宅からスムーズに手続きできるので、繁忙期は特にネット予約の活用をおすすめします。

事前受付を活用する

えきねっとでは、発売開始日のさらに前から申し込める事前受付というサービスがあります。乗車日の1ヶ月と1週間前の14時から、1ヶ月前の9時54分まで事前申し込みが可能で、発売開始時に自動的に席の確保を試みてくれます。確実に座席を押さえたい方には心強いサービスです。

また、往復割引だけでなく、早期予約割引(トクだ値やEX早特など)を活用すれば、さらにお得に新幹線を利用できます。往復割引と早期予約割引は商品によっては併用できないケースもあるため、どちらがトータルで安くなるか比較してから予約するのが賢い方法です。

新幹線の往復の期間と有効日数の注意点

往復乗車券の有効期間は、片道乗車券の有効期間の2倍です。片道の有効期間は営業キロに応じて決まり、計算式は「営業キロ÷200km+1日(小数点以下切り上げ)」となっています。

具体的には、片道601km〜800kmの区間なら片道の有効期間は5日間なので、往復乗車券の有効期間は10日間です。801km〜1,000kmの区間なら片道6日間で往復12日間、1,001km〜1,200kmなら片道7日間で往復14日間、という計算になります。

たとえば東京〜博多間(約1,175km)の場合は片道7日間、往復乗車券の有効期間は14日間です。この14日間の中で行きと帰りの日程を自由に設定できるため、ある程度余裕のある旅程にも対応できますね。

有効期間を過ぎると無効になる

帰りの乗車日が有効期間を超えてしまうと、往復乗車券の「かえり」部分は使えなくなります。帰りの日程が大きくずれる可能性がある場合は、有効期間をしっかり確認したうえで購入を判断してください。

新幹線の往復と帰りの予約を変更する手順

予約した後に帰りの日程や列車を変更したくなることは珍しくありません。各ネット予約サービスでは、出発前であれば帰りの予約変更に対応しています。

えきねっとでの変更方法

えきねっとの場合は、ログイン後に「申込履歴」ページから該当の予約を選び、帰りの列車だけを変更できます。ただし、往路の使用開始後や発券後に復路を変更する場合は、変更前と同一日・同一区間・同一設備での変更に限られるといった条件があります。

スマートEX・エクスプレス予約での変更方法

スマートEXやエクスプレス予約では、予約一覧画面から帰りの列車の変更が可能です。出発時刻前であれば何度でも変更できるのが大きなメリットです。予定が読みにくい出張や旅行でも、柔軟に対応できます。

窓口で購入した紙のきっぷの場合も、使用開始前であれば1回に限り無料で列車の変更ができます。ただし、乗車券部分と特急券部分で変更のルールが異なることがあるため、窓口で相談するのが確実です。変更や払い戻しのルールは各サービスや商品によって異なるため、正確な情報は各社の公式サイトをご確認ください。

新幹線の予約はいつから往復で取るべきかまとめ

ここまで新幹線の往復予約に関するさまざまなポイントを解説してきましたが、最後に要点を整理しておきます。

新幹線の往復きっぷは、乗車日の1ヶ月前の午前10時から予約・購入が可能です。えきねっとの事前受付を利用すれば、さらに1週間前から申し込みができます。往復割引は片道601km以上の区間で運賃が1割引になるお得な制度なので、対象区間であれば積極的に活用しましょう。

ネット予約ならえきねっと、スマートEX、e5489といったサービスを使って自宅から簡単に手続きできますし、帰りの日程変更にも柔軟に対応できます。窓口で購入する場合も、帰りの日程が未定でも往復乗車券の購入自体は可能です。新幹線のチケットの買い方について詳しく知りたい方は、新幹線チケットの買い方を当日購入の流れで解説の記事もあわせてチェックしてみてください。

2026年3月の往復乗車券発売終了について

JRグループは2026年3月13日をもって往復乗車券の発売を終了し、それに伴い往復割引も廃止されることが発表されています。2026年4月以降は、片道乗車券を2枚購入する形になり、従来の1割引は受けられなくなります。往復割引を利用したい方は、2026年3月13日までに購入を済ませるようにしましょう。今後はネット予約限定の早期割引商品などが代替手段になると考えられるため、各社の最新情報をこまめにチェックすることをおすすめします。

新幹線の往復予約は、タイミングと買い方を知っているだけで数千円単位の節約につながります。この記事の内容を参考に、ぜひお得で快適な新幹線の旅を楽しんでくださいね。ネットでの予約方法や学割との併用については、新幹線予約はネットと学割どっちがお得?賢い買い方を解説の記事も参考になります。

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