
新幹線eチケットの変更って、いざやろうとするとけっこう迷いませんか。えきねっとで予約したあとに急な予定変更が入ったり、乗る時間を早めたくなったり。手数料はかかるのか、トクだ値だと変更できないって本当なのか、当日の時間変更はどうすればいいのか、そもそも変更回数に制限はあるのか……調べてもルールが複雑で、結局なにが正解なのかわかりにくいですよね。
私自身、えきねっとで新幹線eチケットを予約したあとに予定がずれて慌てた経験があります。そのときに調べたことを整理してみたら、ポイントさえ押さえれば変更手続き自体はそこまで難しくないとわかりました。
この記事では、えきねっとでの新幹線eチケットの変更手順から、手数料の仕組み、当日の時間変更、トクだ値の変更ルールまで、つまずきやすい点を中心にまとめています。これを読めば、急な予定変更にも落ち着いて対応できるようになるはずです。
ポイント
- えきねっとでの新幹線eチケットの変更手順と操作の流れ
- 変更回数の制限やえきねっと特典との関係
- トクだ値など変更できないケースと手数料の仕組み
- 当日の時間変更で気をつけるべきポイント
ここからは、新幹線eチケットを変更する際に知っておきたい基本的なルールと操作方法について、順番に解説していきます。えきねっとでの操作手順、変更回数の上限、時間変更の締め切り、トクだ値の取り扱い、そして変更ができないパターンまで、一通り押さえておけば安心です。
えきねっとで新幹線eチケットを変更する手順
えきねっとで新幹線eチケットの予約内容を変更するには、まずえきねっとのサイトにログインして「JRきっぷ申込 確認・変更・払戻・領収書」のページへ進みます。申込履歴の一覧が表示されるので、変更したい予約を選んで「申込内容の確認・変更・払戻へ進む」ボタンを押してください。
その後、変更内容の選択画面が出てきます。変更できる項目は大きく分けて「区間を変更」「日時を変更」「人数を変更」「設備・商品を変更」「座席位置を変更」の5つです。たとえば乗車日や列車の時間を変えたい場合は「日時を変更」を選ぶと、再度列車の検索画面に進めるので、そこから希望の列車を選び直す形になります。
変更操作は、えきねっと上できっぷを受け取る前(紙のきっぷとして発券する前)であれば、サイト上で完結します。逆に、紙のきっぷとして受け取ったあとは、えきねっとでの変更はできなくなり、駅の窓口での対応になります。新幹線eチケットはICカードで乗車するサービスなので、紙で発券せずにそのまま使う方が変更の自由度は高いです。
なお、交通系ICカードで新幹線の改札に入場したあとは、変更手続きそのものができなくなります。変更が必要な場合は、必ず改札に入る前に手続きを済ませるようにしてください。
新幹線eチケットの変更回数は何回まで可能か
新幹線eチケットの変更回数は、原則として1回限りです。2回目以降の変更が必要な場合は、一度払い戻し(払戻手数料が発生)をしたうえで、新たに予約を取り直すことになります。
ただし、ここで大きなポイントになるのが「えきねっと特典」の存在です。JR東日本・JR北海道および北陸新幹線のエリアで利用区間が完結する予約には、このえきねっと特典が自動的に適用されます。えきねっと特典が適用された予約であれば、きっぷの受け取り前に限り、初回申込時の乗車日から3か月先の乗車日まで何度でも無手数料で変更が可能です。
えきねっと特典が適用されるかどうかは、利用区間によって決まります。たとえば東京から仙台の東北新幹線は対象ですが、えきねっと特典の対象列車以外への変更は1回限りとなるため、変更先の列車がどのエリアに該当するかも確認しておく必要があります。
変更回数にカウントされる操作とされない操作がある点にも注意が必要です。「日時を変更」「区間を変更」などは回数にカウントされますが、同一列車の座席位置だけを変更する場合や、人数を減らす操作は変更回数には含まれません。このあたりのルールを知っておくだけで、予約の柔軟性がだいぶ変わってきます。
新幹線eチケットの時間変更はいつまでできるか
新幹線eチケットの時間変更がえきねっと上でできる期限は、乗車日の列車出発時刻の4分前まで、かつ23時50分までです。この時間を過ぎると、えきねっとのサイト上では変更も払い戻しもできなくなります。
ただ、ここで言う「出発時刻」は時刻表に記載されている発車時刻のことです。実際にホームに着くタイミングではなく、あくまでシステム上の締め切り時刻ですね。ギリギリに操作しようとすると間に合わないこともあるので、余裕をもって手続きするのがおすすめです。
変更先として選べるのは、変更操作日から最大1か月先までの発売中の列車です。えきねっと特典が適用される場合は、初回申込時の乗車日から3か月先の乗車日が最終変更期限になります。ただし、発売開始前の列車には変更できませんので、その点も覚えておいてください。
紙のきっぷとして受け取ったあとに時間変更をしたい場合は、駅の窓口での手続きとなります。新幹線eチケット(基本)であれば窓口で「同一割引種別・同一日・同一区間・同一設備・同一列車種別」への変更が1回に限り可能ですが、トクだ値の場合は受取後の変更が一切できないため要注意です。
えきねっとで時間変更を当日に行う場合の流れ
えきねっとで当日の時間変更をしたい場面は、実際にはかなり多いと思います。「予定より早く出られそう」「会議が延びて1本遅らせたい」といったケースですね。
当日の変更手順自体は、通常の変更操作と同じです。えきねっとにログインして、申込履歴から該当の予約を選び、「日時を変更」で希望の列車を検索し直します。当日の列車であっても、出発時刻の4分前かつ23時50分までであれば操作は可能です。
注意しておきたいのは、えきねっと特典の対象外の予約を当日に変更した場合、その後さらに払い戻しをしようとすると指定席券の30%(最低340円)の払戻手数料がかかる点です。特典の対象外だと変更自体が1回限りなので、当日の変更は「本当にこの列車でいいか」をしっかり確認してから確定させるのが大事ですね。
また、当日の変更でありがちなのが、希望の列車に残席がないケースです。特にトクだ値の場合は対象の席数が限られているため、変更先の列車にトクだ値の空きがなければ変更できません。繁忙期や朝夕のピーク時間帯は特に注意が必要です。
新幹線eチケットのトクだ値は変更できるのか
新幹線eチケットのトクだ値は、条件付きで変更が可能です。ただし、通常の新幹線eチケット(基本)と比べると制約が多いので、しっかり確認しておく必要があります。
まず、きっぷ受取前であれば、えきねっと上でトクだ値から他のトクだ値へ、あるいは通常の新幹線eチケットへの変更ができます。変更先の列車にトクだ値の残席がある場合は、割引を維持したまま変更できるわけです。えきねっと特典が適用されている予約であれば、この変更を何度でも行えます。
一方で、紙のきっぷとして発券したあとのトクだ値の変更は一切できません。これは座席位置の変更を含めて例外なしのルールです。変更したい場合は、割引率分の払戻手数料を払って払い戻し、新規で予約を取り直すしかありません。
トクだ値の払戻手数料は、座席1席につき発売価格に割引率を乗じた額(最低560円:乗車券220円+特急券340円)となります。たとえばトクだ値14で30%割引のきっぷを購入した場合、割引された金額に相当する額が手数料として差し引かれるイメージです。予定が不確定なうちにトクだ値を購入するのは、少しリスクがある選択と言えます。
新幹線eチケットの変更ができないケースまとめ
ここまでの内容を踏まえて、新幹線eチケットの変更ができないパターンを整理しておきます。「変更しようとしたらできなかった」という事態を避けるために、事前にチェックしておくと安心です。
えきねっと上で変更できないケース
まず、紙のきっぷとして発券した後は、えきねっとサイト上での変更はできません。駅窓口での対応となります。また、交通系ICカードで新幹線の改札に入場した後も変更不可です。さらに、コンビニ支払い・金融機関支払い・駅支払いを選択した予約は、支払い完了後のえきねっと上での変更ができません。一度払い戻してから再度予約する形になります。
商品の性質上変更できないケース
トクだ値は発券後の変更が一切不可というのは先ほど触れた通りです。加えて、えきねっと特典の対象外で、すでに1回変更済みの予約は、2回目の変更ができません。往復で予約している場合、往路の使用開始後や発券後は、復路の変更にも制限がかかります。
タイミング的に変更できないケース
列車の出発時刻を過ぎた予約、変更期限(出発時刻の4分前かつ23時50分)を過ぎた予約は変更できません。また、変更先の列車がまだ発売開始前(乗車日の1か月以上先)の場合も対象外です。
変更できないケースに該当した場合でも、出発時刻前であれば払い戻し(取消)は可能なことが多いです。払戻手数料は発生しますが、「変更はできないけどキャンセルはできる」という選択肢は覚えておくとよいかもしれません。
新幹線eチケットの変更にかかる費用と注意点
ここからは、新幹線eチケットの変更にかかる手数料の具体的な金額や、えきねっとで変更する際のコツ、当日の時間変更で気をつけたいポイントなどをまとめていきます。お金に関わる部分なので、しっかり把握しておきたいところです。
新幹線eチケットの変更にかかる手数料の仕組み
新幹線eチケットの「変更」そのものには、基本的に手数料はかかりません。えきねっと特典が適用されている予約であれば、受取前の変更は何度でも無手数料です。えきねっと特典の対象外であっても、1回目の変更に手数料はかかりません。
問題になるのは、2回目以降の変更が必要になった場合です。えきねっと特典の対象外の予約は変更が1回限りなので、2回目の変更をしたい場合は「払い戻し+再購入」の流れになります。このとき、払戻手数料が発生します。
| 払戻のタイミング | 指定席の払戻手数料 |
|---|---|
| 乗車日の2日前まで | 340円(1席あたり) |
| 乗車日の前日~出発時刻4分前まで | 指定席券の30%(最低340円) |
※上記はえきねっと特典の対象外の場合の一般的な目安です。えきねっと特典が適用されている場合は、受取前であれば払戻手数料が320円(指定席の場合)に軽減されます。最新の正確な手数料は、えきねっと公式サイトの払戻ページをご確認ください。
変更に差額が発生する場合(たとえば、変更後の列車の方が料金が高い場合)は、差額分を追加で支払う必要があります。逆に安くなる場合は差額が返金されます。この差額精算は手数料とは別の話なので、混同しないように注意してください。
えきねっとで新幹線を変更する際の手数料を抑えるコツ
手数料を抑えるために一番大切なのは、えきねっと特典の対象になる予約を活用することです。えきねっと特典が適用されれば、受取前の変更は何度でも無手数料、払戻手数料も優遇されます。JR東日本・JR北海道・北陸新幹線エリアで完結する予約が対象なので、このエリアを利用する方にとっては大きなメリットです。
もう一つのポイントは、紙のきっぷとして発券しないこと。ICカード乗車のまま使えば、えきねっと上での変更・払い戻しが出発直前まで可能です。紙で受け取ってしまうと、変更は駅窓口限定になり、トクだ値の場合は変更そのものが不可になります。
予定が変わる可能性がある場合は、トクだ値ではなく新幹線eチケット(基本)で予約しておくのも一つの手です。割引率はトクだ値より小さくなりますが、変更の自由度が高いので、払戻手数料を考慮するとトータルではお得になるケースもあります。
どうしてもトクだ値を使いたいけど予定が確定していない場合は、トクだ値1(前日まで申込可能)を利用して、できるだけ予定が固まってから予約するのがおすすめです。トクだ値14やトクだ値スペシャル21は割引が大きい分、早めの申込が必要なうえに変更のリスクも高くなります。
えきねっとから変更する場合の操作手順
えきねっとでの具体的な変更操作について、もう少し詳しく触れておきます。スマートフォンからでもPCからでも、基本的な流れは同じです。
操作の流れ
えきねっとにログインしたら、マイページから「JRきっぷ申込 確認・変更・払戻・領収書」をタップします。申込履歴の一覧に、乗車前の予約が表示されるので、変更したい予約の「申込内容の確認・変更・払戻へ進む」を押してください。
次の画面で「申込内容を変更する」を選ぶと、変更内容の選択画面が表示されます。「区間を変更」「日時を変更」「人数を変更」「設備・商品を変更」「座席位置を変更」の中からご希望のボタンを選んでください。日時変更の場合は、変更後の列車を検索し直す画面になるので、希望の列車を選んで確定すれば完了です。
支払い方法による注意点
クレジットカード払いの場合、変更後の代金を新たに決済し、変更前の代金は返金される仕組みになっています。カードの引き落としと返金のタイミングはカード会社によって異なるので、一時的に二重で引き落とされたように見える場合があります。気になる場合はカード会社に確認するのが確実です。
コンビニ・金融機関・駅で支払いを済ませた予約は、えきねっと上での変更ができません。一度払い戻しをして新たに予約を取り直す必要があるので、手間と手数料を考えると、最初からクレジットカード払いにしておく方がスムーズです。
えきねっとの時間変更を当日にする際の注意点
当日の時間変更については先ほども触れましたが、費用面での注意点をもう少し掘り下げておきます。
当日に変更する場合、えきねっと特典の対象であれば基本的に問題はありません。何度でも無手数料で変更できるので、「やっぱり1本後にしよう」という判断も気軽にできます。
一方、えきねっと特典の対象外の予約については注意が必要です。当日に変更した予約をさらにキャンセル(払い戻し)する場合、変更後の乗車日にかかわらず、指定席券の30%(最低340円)の払戻手数料がかかります。これは「当日に変更した」という事実によって手数料率が上がる仕組みなので、えきねっと特典の恩恵が受けられない予約では、当日の変更は慎重に判断した方がよいですね。
列車の出発時刻の4分前を過ぎると、えきねっと上では変更も払い戻しもできなくなります。当日はバタバタしがちなので、変更が必要だとわかった時点でできるだけ早く手続きすることをおすすめします。なお、自由席の新幹線eチケットの場合は、指定した列車の出発時刻までに手続きが必要です。
新幹線の予約や前日購入について詳しく知りたい方は、新幹線を前日予約するときに知っておきたいポイントも参考になるかと思います。
新幹線eチケットの変更で失敗しないためのまとめ
新幹線eチケットの変更は、ルールをきちんと理解しておけばそこまで難しいものではありません。最後に、この記事で取り上げたポイントを振り返っておきます。
まず、えきねっと上で変更手続きをするなら、紙のきっぷとして発券せず、ICカード乗車の状態を維持するのが基本です。これだけで、変更の選択肢がぐっと広がります。
変更回数は原則1回限りですが、えきねっと特典の対象予約なら何度でも変更可能です。JR東日本・JR北海道・北陸新幹線エリアの利用であれば、この特典をフル活用しない手はありません。
トクだ値を利用する場合は、発券後の変更が一切できないというルールをしっかり意識してください。予定が不確定なうちは、新幹線eチケット(基本)で予約しておく方が安全です。
当日の時間変更も出発4分前まで可能ですが、えきねっと特典の対象外だとその後の払い戻し手数料が高くなるリスクがあります。変更するかどうかは、できるだけ早い段階で判断しましょう。
なお、この記事でお伝えした手数料の金額や変更ルールはあくまで一般的な目安であり、商品や時期によって異なる場合があります。正確な情報はえきねっと公式サイトの変更ガイドページ(出典:えきねっと JRきっぷ ご利用ガイド)で必ずご確認ください。予約操作でわからないことがあれば、えきねっとサポートセンターへの問い合わせも検討してみてくださいね。