新幹線に乗って遠出をする際、どうしても気になってしまうのが「きっぷ代」ですよね。家族での旅行や急な出張、帰省など、新幹線は非常に便利で快適な乗り物ですが、往復の料金を合わせるとかなりの出費になって家計を圧迫してしまうことも少なくありません。少しでも移動コストを抑えて、その分を旅先での美味しい食事や特別な体験に回せたら、どれほど素敵なことでしょうか。
実は、新幹線の料金には、知っているだけで数千円から数万円も安くできる割引制度や格安プランが数多く存在します。しかし、JR各社のきっぷの買い方やルールは非常に複雑で、「結局どれが一番安くて自分に向いているのか分からない」と悩んでいる方も多いかなと思います。
そこで今回は、新幹線が大好きな私が、実際に使って本当にお得だと実感した「新幹線の料金を安くする方法」を厳選して10個ご紹介します。それぞれの割引率や適用条件、賢い買い方のポイントまで、スマホでもスラスラ読めるように分かりやすく丁寧に整理しました。あなたの次の旅がもっとスマートでお得なものになるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 1新幹線の乗車料金を賢く安く抑える裏ワザ
- 2お得な早期割引やネット予約サービスの賢い選び方
- 3「旅行パック」や「格安ツアー」などの割引きっぷ比較
- 4目的や時期に合わせて最安プランを選択する基準
新幹線の料金を安くする方法と基本の割引一覧
新幹線のきっぷ代を安くするためには、まずJRが公式に提供している基本的な割引制度やインターネット予約サービスを把握しておくことが第一歩となります。これらの方法は信頼性が高く、普段のちょっとしたお出かけからビジネスでの出張まで、非常に幅広いシーンで活用できるのが大きな魅力ですね。ここでは、代表的な早期割引サービスや学生割引、往復割引など、誰でもすぐに実践できる基本的な安くする方法を分かりやすく解説します。
インターネット予約サービスの早期割引
まず最初にご紹介したい最も王道で手軽な方法が、JR各社が運営しているインターネット予約サービスの「早期割引(早特)」を利用することです。
東海道・山陽・九州新幹線であれば「スマートEX」や「エクスプレス予約」、東日本エリアであれば「えきねっと」、西日本・九州エリアであれば「e5489」や「JR九州インターネット列車予約」といった公式サービスがありますね。
これらのサービスでは、乗車日の「21日前」「14日前」「7日前」など、早い段階きっぷを予約することで、通常料金よりも大幅に安い価格で指定席やグリーン車を確保できる「早特商品」が多数用意されています。
例えば、スマートEXの「EX早特21ワイド」を利用すると、通常期での東京〜新大阪間の普通車指定席が、通常よりも数千円安く購入できるため、非常にお得感が高いかなと思います。
えきねっとでも「おくだけトクだ値」という非常に強力な早期割引プランが用意されており、最大で30%〜50%も料金が安くなるケースもあるため、東北・北陸新幹線などを利用する際は絶対に見逃せません。(出典:スマートEX公式)
ただし、これらの早期割引チケットは「座席数が限定されている」ことや「予約後の変更に一部制限がある」といった注意点もあります。
予定が早くから決まっている旅行や帰省の際には、発売開始日(乗車日の1ヶ月前)のタイミングを狙って、スマホから最優先で予約を確保するのが賢い買い方のコツですね。
往復割引きっぷの適用ルールと割引率
次にご紹介するのが、昔からJRに存在する伝統的な割引制度である「往復割引」を活用することです。
往復割引は、片道の営業キロが「601キロメートル以上」となる区間を往復で利用する場合に適用され、新幹線の「乗車券」の部分が行きも帰りもそれぞれ1割引(10%OFF)になるという大変お得な制度です。
特急券の部分は割引になりませんが、乗車券が10%安くなるだけでも、長距離移動になればなるほど全体の旅費を大きく浮かせることができますね。
例えば、東京から岡山、広島、博多といった西日本方面への移動や、大阪から青森方面といった長距離区間がこの往復割引の適用対象となります。
| 区間の例 | 片道営業キロ | 往復割引の適用 | 割引の内容 |
|---|---|---|---|
| 東京 〜 名古屋 | 366.0 km | 非適用 | 割引なし(601km未満のため) |
| 東京 〜 広島 | 894.2 km | 適用可能 | ゆき・かえりの乗車券がそれぞれ1割引き |
往復割引を利用する際の買い方のポイントは、駅の窓口や券売機できっぷを購入する際に、必ず「往復乗車券」として同時にまとめて購入することです。
片道ずつバラバラに購入してしまうと割引が適用されなくなってしまうため、長距離を新幹線で往復することが確定している場合は、最初に往復分をまとめて確保するよう意識してくださいね。
また、この往復割引は、後述する「学生割引」などの他の割引制度と重複して組み合わせて適用させることができるため、条件が揃えばさらに驚くほど安く移動することが可能になります。
学生割引と乗車券が安くなる申請方法
もしあなた自身が学生である場合、あるいは同伴するご家族にお子さまがいらっしゃる場合は、JRの「学生割引(学割)」を使わない手はありません。
学生割引は、中学校、高校、大学、専修学校などのJRが指定する学校の生徒が利用できる制度で、片道の営業キロが「101キロメートル以上」ある区間を利用する際、「乗車券」の料金が2割引き(20%OFF)になります。
新幹線の全区間のうち、ほぼすべての中長距離移動が101キロメートル以上に該当しますので、非常に使い勝手の良い素晴らしい優待割引かなと思います。
この学生割引を利用するためには、事前に学校の窓口(事務室など)で発行してもらう「学校学生生徒旅客運賃割引証(学割証)」という専用の用紙が必要になります。
学生証の提示だけでは駅の窓口できっぷを割引購入することはできませんので、そこは少し手間がかかりますが事前にしっかりと準備しておくようにしましょう。
きっぷを駅の窓口で購入する際に、この学割証を提出することで、20%引きされた乗車券が発行されます。
また、先ほどご紹介した「往復割引(601km以上)」の適用区間であれば、なんと学生割引の20%引きと往復割引の10%引きがダブルで適用されます。
これにより、乗車券が「約28%引き」という驚異的な割引価格になりますので、帰省や合宿、修学旅行などで遠出をする学生さんは、絶対にこの方法を活用して安く移動してほしいなと思います。
団体割引の適用条件とグループ旅行 of tips (団体割引の適用条件とグループ旅行のコツ)
家族みんなでの大移動や、サークルの旅行、親戚一同での集まりなど、まとまった人数で新幹線を利用する際には、JRの「団体割引」を利用するのが大変お得です。
新幹線の団体割引は、原則として、全行程を同じ列車で一緒に移動する乗客が「8人以上」揃っている場合に適用されます。
割引率は、乗車する時期やメンバーの構成によって細かく変動しますが、大人の通常の団体であれば「乗車券」が10%〜15%引きになります。
さらに学生の団体(中高生や大学生など)であれば、なんと乗車券が30%〜50%も安くなるケースがあり、サークル合宿や部活動の遠征などでは圧倒的な強みを発揮するプランですね。
団体割引を利用する際のポイントは、一般的なネット予約や自動券売機では受け付けができないため、事前にJRの駅にある「みどりの窓口」や、大手の旅行代理店を通じて団体旅行の申し込み書を提出する必要があることです。
申し込みは乗車日の9ヶ月前から受け付けが開始されますので、大人数での旅行計画が持ち上がった場合は、スケジュールを早めに固めて早めに手配を完了させるのが成功のコツかなと思います。
また、大人8人以上に加えて「幼児(未就学児)」が同行する場合、団体割引の人数カウントにおいて有利な扱いを受けられることもあります。
旅費の総額を驚くほど低く抑えることができますので、グループで旅行を計画する際は、あえてバラバラにきっぷを買わずに、8人の壁をクリアして団体としてまとめて申請することを強くおすすめします。
金券ショップで格安の回数券を買う注意点
駅前や街中にある「金券ショップ」に立ち寄り、新幹線の格安チケットを購入するというのも、昔から多くの人々に愛されてきた手軽に料金を安くする方法の一つですね。
金券ショップでは、JRが発行した「新幹線回数券」をバラ売りしたものが通常料金よりも数万円から数千円安く店頭に並んでおり、面倒な会員登録や数週間前の事前予約をすることなく、当日にすぐ安いきっぷを手に入れられるのが大きなメリットです。
急な出張が入ってしまったサラリーマンや、直前まで予定が決まらなかった旅行者にとって、非常に心強い選択肢となってきました。
近年、JR各社はインターネット予約サービスへの移行を強力に推し進めており、主要な新幹線路線における「従来の紙の新幹線回数券」の廃止を次々と決定しています。
そのため、現在では金券ショップに行っても、お目当ての区間の格安チケットがそもそも販売されていないケースが非常に増えているため注意が必要です。
また、金券ショップで購入した回数券のバラ売りチケットには、お盆・年末年始・ゴールデンウィークなどの「超混雑期(多客期)には一切使用することができない」という最大の利用制限期間が設定されています。
せっかく安く購入したつもりでも、いざ乗車当日になったら使えずに駅の窓口で通常料金を支払い直さなければならない、というトラブルもよく耳にします。
さらに、万が一予定がキャンセルになった場合の払い戻し手続きも、JRの駅窓口では受け付けてもらえず、購入した金券ショップに持ち込む必要があるなど手間がかかります。
現在では、後述するネット予約による早期割引や旅行パックの方がはるかに割引率が高く安心感もありますので、金券ショップの利用は「最終手段のサブの選択肢」として考えておくのがスマートかなと思います。
新幹線の料金を安くする方法における最適な選び方
ここまで様々な割引制度や安くする方法をご紹介してきましたが、「自分の今回の旅では、結局どれを使うのが一番安くてお得なの?」という疑問をクリアにしていきましょう。新幹線のきっぷ単体で安くするだけでなく、ホテルなどの宿泊費や現地での観光コストまでをトータルに含めて考えることで、移動のクオリティを一切落とさずに、旅行全体の出費を最大級に節約することができますよ。ここでは、目的やスケジュールに合わせた最安プランの具体的な選び方の基準をお伝えします。
宿泊もセットなら旅行パックが一番安い理由
もしあなたの今回の旅が、実家への帰省やホテルへの宿泊、温泉旅行など、目的地で「1泊以上の宿泊」を伴うスケジュールなのであれば、新幹線の料金を安くする方法として、間違いなく「新幹線ホテルパック(JR・新幹線付き旅行プラン)」が最安かつ最強の選択肢になります。
新幹線ホテルパックは、大手の旅行代理店(JTB、日本旅行、楽天トラベル、一休など)やJR公式が提供しているもので、往復の新幹線チケットと、宿泊するホテル代が完全に一つにセットになった非常に人気のあるパッケージプランです。
この旅行パックがなぜこれほどまでに圧倒的に安いのかというと、JRと旅行代理店が特別に契約を結び、個人では絶対に購入できない「パッケージ専用の格安新幹線チケット」を組み込んでいるからなんですね。
普通に「新幹線の通常往復チケット」と「ビジネスホテルの1泊代金」をそれぞれ別々に手配して合計した場合、その合計金額よりも、新幹線ホテルパックの「新幹線往復+ホテル1泊付き」の総額の方が、数千円〜最大で1万円以上も安くなるという逆転現象が普通に発生します。
つまり、実質的に「ホテル代が完全無料になり、さらに新幹線代もお釣りが返ってくる」ほどの強烈な節約効果を得ることができるわけです。
- 個別手配するよりも旅行全体の費用が数千円〜数万円規模で安くなる
- スマホから好みの新幹線の時間帯と、泊まりたいホテルを一度にまとめてネット予約できる
- 前日まで予約変更やキャンセルができる柔軟性の高いプランも豊富
もちろん、新幹線は自分好みの列車(のぞみ・ひかりなど)の時間帯を細かく選ぶことができますし、ホテルのグレードも格安ビジネスホテルから高級旅館まで自由に選択可能です。
1泊以上の出張や大切な家族旅行であれば、あれこれ個別に予約して悩む時間は本当にもったいないですので、まずはこの「新幹線ホテルパック」の空き状況と料金を最優先で検索して比較するのが、最も賢くてスマートな選び方かなと思います。
ぷらっとこだまなど旅行商品を活用するコツ
宿泊を伴わない日帰りの旅行や、ホテル代のかからない実家への帰省などで、「とにかく新幹線片道きっぷ単体を極限まで安くしたい」という状況で非常に役立つのが、JR各社や提携旅行会社が企画・販売している「旅行商品(限定きっぷ)」を利用することです。
その代表的な大ヒット商品が、JR東海ツアーズが販売している東海道新幹線こだま号専用の「ぷらっとこだま」ですね。
ぷらっとこだまは、前日までにネットなどで予約をすることで、東京〜名古屋間や東京〜新大阪間のこだま号指定席を、通常料金より数千円も安い圧倒的な格安価格で利用できる商品です。
こだま号は各駅停車のため移動時間はのぞみ号よりも長くかかりますが、車内は比較的落ち着いており、さらに嬉しい特典として「ワンドリンク引換券」が1枚ついてくるため、車内でビールやジュースを飲みながらのんびり快適に旅を楽しめます。
また、山陽新幹線エリアでも日本旅行が「バリ得こだま・ひかり」といった非常に割引率の高い旅行商品を販売しており、大阪〜博多間を驚くほどお得に移動できます。
これらの旅行商品を利用するコツは、乗車できる列車や変更ルールに独自の制限(予約後の列車変更不可、乗り遅れ時の払い戻しなしなど)があることを事前にしっかり頭に入れておくことです。
「時間は多少かかってもいいから、とにかく安さにこだわりたい!」という旅行者にとっては、これ以上ない強力な料金を安くする方法になりますよ。
新幹線の乗車当日に安く切符を買う裏ワザ
「明日急に出かけることになった」「当日になって突然新幹線に乗ることになった」など、事前の早期割引やパッケージ予約が一切使えない突発的な移動の際にも、なんとかして料金を安くする方法を模索したいですよね。
そんな乗車当日の状況であっても、確実にきっぷ代を通常より安く抑えられる実践的な裏ワザがいくつか存在します。
その最も代表的で誰でもすぐに使える簡単な方法が、当日の窓口や自動券売機で「指定席」ではなく、あえて料金が一番安い**「普通車自由席」**のきっぷを購入することです。
前述の通り、新幹線の自由席は年間を通して常に一定料金であり、通常期の指定席よりも一律で **「530円」** 安く設定されています。
お盆や年末年始などの「最繁忙期」になると指定席料金は上乗せされてさらに高くなりますが、自由席はそのままの据え置き料金であるため、混雑期ほど自由席を選ぶことによる節約メリットは「930円」や「1,130円」と大きくなります。
もちろん自由席には座れないかもしれないという着席リスクがありますが、始発駅から早めに並んで乗車するなどの立ち回り工夫をすれば高い確率で座ることも可能ですので、当日移動の際は自由席を第一選択として考えるのがスマートです。
また、もし2人以上のおとなが同行し、さらに小学校入学前の「幼児・乳児」のお子さまがいるのであれば、当日の乗車は「自由席」を選ぶことで、子供の料金を1円もかけずに完全無料で最大4人まで座席に乗せて移動することができます。
指定席を当日に購入すると、幼児であっても座席を占有する場合は高額なこども料金が必要になってしまいますので、ご家族連れの当日移動であれば、自由席を選択することが最強の料金を安くする方法になることは間違いないかなと思います。
クレジットカードのポイントや会員特典
新幹線のチケットを購入する際、何気なく普段お使いの決済方法を使っているかもしれませんが、実は「どのクレジットカードを使って決済するか」によっても、還元率や特典の差で実質的な料金の安さが大きく変わります。
最も新幹線移動でお得を最大化できる方法の一つが、JR各社が発行している公式のクレジットカード(ビューカード、J-WESTカード、JQ CARDなど)を決済カードとして登録することです。
例えば、JR東日本エリアにお住まいの方であれば、「ビューカード」を使ってえきねっとで新幹線チケットを決済すると、通常のクレジットカードの何倍もの高還元率で「JRE POINT」がザクザクと貯まります。
貯まったポイントは、新幹線の普通車のチケットを「グリーン車」や最高峰の「グランクラス」へとアップグレードするための引き換え特典として利用したり、次の旅行の乗車券としてそのまま現金代わりに使えたりするため、実質的に旅行全体のコストを大きく引き下げてくれますね。
また、JR東海が提供する「エクスプレス・カード」や、JR西日本の「J-WESTカード」を所有していると、通常よりもさらに割引率が高い「会員専用の特別優待チケット」にアクセスできるようになります。
普段のお買い物で貯めたポイントを、スマートに新幹線の移動費に充当していくことで、目に見えない形で家計を助け、旅行の心地よさをぐっと引き上げてくれるはずです。
ご自身のライフスタイルや、普段最もよく利用する新幹線の路線・管轄するJR会社を考慮して、公式のクレジットカードを1枚作成し、ネット予約アカウントに紐付けておくのが、長い目で見た時の新幹線の料金を安くする方法として非常におすすめしたいポイントですね。
新幹線の料金を安くする方法のまとめ
今回は、遠出をより快適でお財布にも優しくするための、様々な「新幹線の料金を安くする方法」を詳しく徹底比較してきました。
ご紹介してきた多くの割引手段の中から、最終的にあなたの旅のプランに最も適した最安の選択肢を見つけるための判断基準は、驚くほどシンプルにまとめることができます。
まず、ホテルや旅館への宿泊が1泊以上含まれる「旅行」や「出張」であれば、他のどの割引を使うよりも、新幹線往復チケットと宿が一体になった「新幹線ホテルパック」を選択するのが最も費用を削減できる最強の選び方です。
一方で、宿泊を伴わない日帰りや、実家への帰省などの場合は、乗車日の数週間前から予定を組んで「ネット予約サービス」の早期割引(早特きっぷ)をスマホからスマートに手配するのがベストな手段になります。
どうしても当日の急な予定で早期割引が使えない場合や、小さなお子さまを複数人連れて家族でお得に大移動をしたい時には、当日の駅で「自由席」を選択して購入するのが、最も確実で安全に料金を安くする方法になります。
ぜひ、今回の記事でご紹介した賢い選び方や購入のコツを頭の片隅に置いて、お財布にも心にもたっぷりとゆとりのある、素晴らしい新幹線の旅を楽しんでくださいね。あなたのこれからの新幹線の旅が、いつでも快適で、笑顔と心地よさに満ちた素晴らしい時間になりますように!