「新幹線さくらの座席が広いって本当?」と疑問をお持ちではありませんか?
新幹線さくらの座席は、普通車指定席でも2列+2列のゆったりとした配列が特徴で、快適な旅を楽しみたい方には特に人気があります。
さらに、同じN700系を使用するみずほ号との違いや、新幹線さくらの座席が広い理由、普通車指定席や自由席、グリーン車それぞれの座席 おすすめの選び方について知りたい方も多いでしょう。
この記事では、新幹線さくらの座席表を参考に、快適な座席の選び方や6号車 座席表の特徴、みずほ 座席 おすすめのポイントまで詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたの次の新幹線移動が格段に快適になるはずです。
記事のポイント
- 新幹線さくらの座席が広い理由と快適性の秘密がわかる
- 普通車指定席と自由席、グリーン車の座席の選び方がわかる
- 新幹線さくらとみずほ号の座席や料金の違いがわかる
- 快適な座席をお得に利用する方法がわかる
なぜ新幹線さくらの座席が広いのか
- 新幹線さくらとみずほの座席の特徴
- 新幹線さくらの指定席がおすすめの理由
- グリーン車と普通車指定席の違い
- 新幹線さくらの普通車自由席はどんな座席?
- 普通車指定席はグリーン車と同等?
- 山陽新幹線みずほ号との違い
新幹線さくらとみずほの座席の特徴
新幹線さくら号とみずほ号は、ともに山陽・九州新幹線を走る列車で、同じN700系(8両編成)の車両を使用しています。この車両の最大の特徴は、普通車指定席の座席配列が2列+2列となっていることです。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」号や「ひかり」号で使われるN700系(16両編成)の普通車が2列+3列であるのに対し、さくら号とみずほ号は座席の幅が広く、ゆったりと過ごせる空間を提供しています。座席のモケットも茶色を基調とした落ち着いた色合いで、高級感を感じさせる内装です。さらに、座席自体がふかふかとしたクッション性の高いもので、長時間座っていても疲れにくい設計になっています。これらの特徴は、東海道新幹線の車両とは全く異なるもので、乗客に快適な移動時間を提供するために工夫されていると言えるでしょう。
一方で、さくら号・みずほ号の自由席は、16両編成のN700系と同様に2列+3列の座席配列になっています。指定席と自由席では座席の快適性に大きな違いがあるため、ゆったりと過ごしたい場合は指定席の利用を検討するのがおすすめです。指定席の座席幅は、グリーン車に匹敵するほど広く感じられるため、追加料金を支払う価値は十分にあると言えるでしょう。
新幹線さくらの指定席がおすすめの理由
新幹線さくら号を利用する際、普通車指定席が圧倒的におすすめです。その最大の理由は、座席の快適性にあります。普通車指定席は2列+2列の配列で、座席一つひとつの幅が広く設計されています。
これにより、隣の席との間に十分なゆとりが生まれ、肘掛けも広々としているため、隣の乗客を気にすることなくリラックスして過ごすことができます。特に、長距離の移動ではこのゆとりが非常に重要になります。また、座席のクッション性が高く、枕の部分も厚みがあるため、座り心地も抜群です。
ただし、指定席にも注意点があります。唯一の難点として、コンセントが窓側の座席にのみ設置されている点が挙げられます。最新のN700S系では全席にコンセントが設置されていますが、さくら号・みずほ号のN700系(8両編成)では通路側の座席にコンセントがありません。
電子機器を充電しながら移動したい場合は、窓側の座席を確保するか、モバイルバッテリーを準備する必要があります。この点を除けば、指定席の快適性は非常に高く、料金差を考慮しても利用するメリットは大きいと言えるでしょう。
グリーン車と普通車指定席の違い
新幹線さくら号・みずほ号のグリーン車と普通車指定席は、どちらも2列+2列の座席配列ですが、いくつかの違いがあります。グリーン車は6号車の新大阪寄りに配置されており、普通車指定席よりもさらに質の高いサービスと設備が提供されています。
グリーン車の座席は、紺色を基調とした落ち着いた雰囲気で、普通車指定席よりも座席の前後間隔が広く、リクライニング機能もより高性能です。座席の座面が沈み込むような機構が備わっており、より深くリラックスできるのが特徴です。
一方で、普通車指定席も十分に快適であり、居住性という点ではグリーン車にかなり近いものがあります。特に座席の幅はグリーン車とほぼ同等に感じられるほど広いため、単純な座席の広さだけを求めるのであれば普通車指定席でも十分満足できるでしょう。
グリーン車を利用するメリットは、主に静粛性や客層の良さ、そして特別感にあると言えます。より静かで落ち着いた空間で移動したい方にはグリーン車が適していますが、コストパフォーマンスを重視し、ゆったりとした座席で移動したい方には普通車指定席がおすすめです。
新幹線さくらの普通車自由席はどんな座席?
新幹線さくら号の普通車自由席は、指定席とは異なり、東海道・山陽新幹線の16両編成の車両と同様に2列+3列の座席配列となっています。このため、座席の幅は指定席と比べて狭く、窮屈に感じる場合があります。
しかし、自由席の内装も、16両編成のN700系とは異なり、落ち着いた雰囲気になっています。座席のモケットは左右で色が分かれており、通路側の手すりや荷物棚に木目調のデザインが採用されているのが特徴です。デッキ部分にも木が使われており、温かみのある空間が演出されています。
自由席でもコンセントは設置されていますが、指定席と同様に窓側の座席にしかありません。
このため、通路側の席に座ると充電ができないというデメリットがあります。短距離の移動や、どうしても指定席が取れなかった場合は自由席を利用することになりますが、長時間の移動で快適性を求めるのであれば、やはり指定席を選ぶ方が良いでしょう。
注意・デメリット
新幹線さくら号の自由席は、指定席に比べて座席幅が狭く、混雑する時間帯は座れない可能性があります。特に繁忙期は早めに駅に到着し、乗車列に並ぶことをおすすめします。また、コンセントは窓側座席にしかありませんので、通路側の席に座る場合はモバイルバッテリーを準備しましょう。
普通車指定席はグリーン車と同等?
新幹線さくら号・みずほ号の普通車指定席は、その快適性から「グリーン車と同等」と評されることがあります。これは、座席の広さや内装の豪華さに起因しています。
普通車指定席は2列+2列のゆったりとした座席配列で、座席幅が広く、クッション性も高いため、東海道新幹線の普通車と比較すると格段に快適です。内装も木目調のデザインが随所に施されており、落ち着いた雰囲気が漂います。このため、座席の「居住性」という点では、確かにグリーン車にかなり近いレベルにあると言えるでしょう。
しかし、厳密に言えばグリーン車とはいくつかの違いがあります。グリーン車は普通車指定席よりもさらに座席の前後間隔が広く、リクライニング機能も高性能です。また、座席のモケットの色も異なり、より静かで特別な空間が提供されています。
したがって、「座席の広さ」という点では近いレベルにありますが、サービスや機能、空間の質まで含めるとグリーン車の方が優れていると考えるべきです。とはいえ、追加料金を抑えつつ、最大限の快適性を享受したいのであれば、普通車指定席は非常に魅力的な選択肢と言えます。
山陽新幹線みずほ号との違い
新幹線さくら号とみずほ号は、同じN700系(8両編成)の車両を使用しているため、座席の設備や内装に違いはありません。どちらも普通車指定席は2列+2列のゆったりとした配列で、高い快適性を誇ります。では、両者の違いはどこにあるのでしょうか。その主な違いは停車駅の数と料金体系にあります。
みずほ号は、さくら号よりも停車駅が少なく、新大阪〜鹿児島中央間を最短で結ぶ速達タイプの列車です。そのため、さくら号よりも所要時間が短く、より早く目的地に到着できます。しかし、みずほ号は山陽新幹線区間(新大阪〜博多)で、さくら号にはない「みずほ・のぞみ速達料金」が適用されます。これにより、指定席料金がさくら号よりも割高になる点が大きな違いです。九州新幹線区間(博多〜鹿児島中央)では、みずほ号にも特別料金は適用されず、さくら号と同額になります。
列車名 | 停車駅 | 所要時間(新大阪〜鹿児島中央) | 山陽新幹線区間の料金 | 座席 |
---|---|---|---|---|
みずほ号 | 停車駅が少ない(速達タイプ) | 最短約3時間45分 | 速達料金が加算される | 普通車指定席は2+2、自由席は2+3 |
さくら号 | 停車駅が多い(準速達タイプ) | 約4時間10分〜 | 通常料金 | 普通車指定席は2+2、自由席は2+3 |
このように、座席の快適性は同じですが、所要時間と料金に違いがあるため、移動の目的や予算に応じて使い分けるのが良いでしょう。時間が最優先であればみずほ号、料金を抑えつつ快適な座席を確保したい場合はさくら号がおすすめです。
新幹線さくら、より快適に乗るには
- 快適な座席でおすすめなのは?
- 新幹線さくら号、みずほ号の座席表
- みずほ号の座席のおすすめは?
- 新幹線さくらの座席が広い指定席をお得に利用
- 新幹線さくら、6号車の座席表について
- まとめ:新幹線さくらの座席が広いのは本当だった
快適な座席でおすすめなのは?
新幹線さくら号で最も快適な座席は、間違いなく普通車指定席です。前述の通り、この車両の指定席は2列+2列の座席配列で、広々とした空間が確保されています。特に、窓側の座席は景色を楽しむことができ、コンセントも利用できるため、長時間の移動には最適です。ただし、通路側の座席はコンセントがないため、充電が必要な場合は注意が必要です。また、座席の枕が分厚く、リクライニングの角度も十分なため、座り心地は東海道新幹線の普通車よりも格段に優れています。
一方で、短距離の移動や、とにかく費用を抑えたい場合は普通車自由席も選択肢に入ります。自由席は2列+3列の座席配列ですが、内装は木目調で落ち着いた雰囲気です。混雑していなければ比較的ゆったりと座れることもあります。しかし、始発駅でない限り、座席が埋まっている可能性が高いため、確実に座りたい場合はやはり指定席を予約することをおすすめします。特に繁忙期は、自由席に座ること自体が困難になる場合もあります。
快適な座席を選ぶポイント
- 普通車指定席の窓側:広々とした座席で景色も楽しめ、コンセントも利用できます。
- グリーン車:より静かで落ち着いた空間を求める場合に最適です。
- 自由席:短距離の移動や、費用を抑えたい場合に。ただし、混雑に注意が必要です。
新幹線さくら号、みずほ号の座席表
新幹線さくら号とみずほ号は、どちらもN700系(8両編成)の車両を使用しており、座席表も共通です。車両は1号車から8号車まであり、普通車自由席は1号車から3号車、普通車指定席は4号車から8号車の一部に配置されています。グリーン車は6号車の一部に設置されています。具体的には、新大阪側が奇数号車、鹿児島中央側が偶数号車となっています。
車両ごとの座席配置
1号車〜3号車:普通車自由席(2列+3列)
4号車:普通車指定席(2列+2列)
5号車:普通車指定席(2列+2列)
6号車:普通車指定席(2列+2列)およびグリーン車(2列+2列)
7号車:普通車指定席(2列+2列)および多目的室・車椅子対応トイレ
8号車:普通車指定席(2列+2列)
お手洗いはどの車両にも設置されていますが、偶数号車は鹿児島中央寄りに、奇数号車は新大阪寄りにあることが多いです。各座席のテーブルには、車両ごとの設備案内が記載されているため、乗車後に確認すると便利です。これにより、お手洗いを利用する際も、どの車両に移動すればよいかすぐに把握できます。
みずほ号の座席のおすすめは?
みずほ号の座席は、さくら号と全く同じN700系(8両編成)車両が使われているため、座席自体のおすすめポイントもさくら号と同様です。つまり、普通車指定席が最も快適な選択肢となります。中でも、窓側の座席は広々とした空間とコンセントが利用できるため、長距離移動には最適です。ただし、みずほ号は停車駅が少ない速達タイプの列車であり、山陽新幹線区間では特別料金が加算される点に注意が必要です。
このため、みずほ号を利用する際の座席選びは、単なる快適性だけでなく、料金とのバランスを考慮することが重要です。もし、時間に余裕があり、少しでも料金を抑えたいのであれば、停車駅の多いさくら号を選び、同じく快適な普通車指定席を利用するのが賢明な選択と言えます。一方で、出張や旅行で時間が限られている場合、多少の追加料金を払ってでも早く目的地に到着したいのであれば、みずほ号の快適な座席は非常に魅力的です。利用する目的や状況に応じて、最適な選択をしてください。
新幹線さくらの座席が広い指定席をお得に利用
新幹線さくら号の広々とした指定席を、自由席とほぼ同額で利用する方法があります。これは、JR西日本やJR九州が提供するインターネット予約サービスを活用することです。その一つが、J-WESTカードやJQカード会員限定の「eきっぷ」です。このきっぷは、通常の指定席料金に比べて大幅に割引が適用されるため、自由席料金との差額がわずかになり、場合によっては同額で利用できることもあります。
もう一つの方法は、JR東海が主導する「エクスプレス予約」です。こちらも会員限定のサービスで、早期予約などで割引が適用され、通常のきっぷよりも安価に指定席を予約できます。ただし、以前は指定席料金が加算されない時期もありましたが、現在は指定席料金が追加されるようになっています。それでも、通常のきっぷを購入するよりは安価なため、利用する価値は十分にあります。
補足・豆知識
eきっぷやエクスプレス予約は、通常のきっぷとは異なり、指定席を自由席と同額かそれに近い金額で利用できるのが大きなメリットです。ただし、これらのサービスは会員限定であり、利用するにはクレジットカードの申し込みが必要となります。出張や旅行で新幹線を頻繁に利用する方には、入会を検討する価値があるでしょう。
このように、インターネット予約サービスを賢く利用することで、新幹線さくら号の快適な指定席を、お得に手に入れることが可能です。乗車日の計画が決まったら、早めにこれらのサービスで料金を比較し、予約することをおすすめします。
新幹線さくら、6号車の座席表について
新幹線さくら号の6号車は、普通車指定席とグリーン車が混在している珍しい車両です。この車両は、新大阪寄りがグリーン車、博多・鹿児島中央寄りが普通車指定席に分かれています。そのため、6号車の座席表を確認する際は、どのエリアに座るかによって座席のタイプが大きく異なることを理解しておく必要があります。
グリーン車は、普通車指定席と同じ2列+2列の座席配列ですが、座席の前後間隔が広く、より高性能なリクライニング機能が備わっています。内装も紺色を基調とした落ち着いた雰囲気で、特別な空間が提供されています。一方、普通車指定席エリアも十分に快適で、広々とした座席と木目調の内装が特徴です。どちらの座席も魅力がありますが、料金や目的によって選び方が変わります。
もし、予算を抑えつつ最高の快適性を求めるのであれば、6号車の普通車指定席エリアを選ぶのが賢明です。特に、6号車は多目的室や車椅子対応トイレが設置されている7号車に隣接しているため、これらの設備を利用したい方にとっても便利な車両と言えるでしょう。ただし、予約の際は座席表をよく確認し、グリーン車と間違えないように注意してください。インターネット予約サービスを利用すれば、座席表を見ながら予約できるため安心です。
まとめ:新幹線さくらの座席が広いのは本当だった
- 新幹線さくらの普通車指定席は2列+2列の配列で、座席幅が広く快適性が高い
- 普通車自由席は2列+3列の配列で、指定席より座席幅が狭い
- グリーン車は普通車指定席よりも座席の前後間隔が広く、高性能なリクライニング機能を持つ
- みずほ号とさくら号の座席設備は同じだが、みずほ号は山陽新幹線区間で速達料金が加算される
- 快適性を求めるなら、費用を払ってでも普通車指定席を利用するのがおすすめ
- 普通車指定席の窓側座席にはコンセントがあるが、通路側にはない
- お得に指定席を利用するには、eきっぷやエクスプレス予約などのインターネットサービスが便利
- 座席や料金は、利用する目的や予算に応じて選ぶのが良い
- 座席選びの際は、車両ごとの座席表を確認することが重要
- 新幹線さくらの内装は、木目調のデザインで落ち着いた雰囲気が特徴
- 短距離移動で費用を抑えたい場合は自由席も選択肢になる
- 繁忙期には自由席が混雑するため、確実に座りたい場合は指定席を予約すべき
- 新幹線さくらの座席が広いという評判は本当であり、快適な移動を体験できる