新幹線を使って、家族旅行や友人グループでの出張など、複数人で移動する計画を立てるのはワクワクしますよね。
しかし、いざスマートEXを使って複数人分の予約をしようとしたとき、人数分の交通系ICカードの紐付け設定や、きっぷの発券方法などで「本当にこれで改札を引っかからずに全員通れるのかな」と不安に感じることはありませんか。
せっかくの上質で楽しい新幹線の旅ですから、乗車口や改札でバタバタすることなく、スマートに通り抜けたいと思うのは当然のことかなと思います。
今回は、スマートEXを使って家族やグループなど複数人分の特急券を一度に予約する基本的な方法から、乗車するメンバー全員の交通系ICカードをスムーズに紐付ける設定手順、さらにはICカードを持っていない同行者がいる場合の紙のきっぷ発券手続きまで、新幹線が大好きな私の実体験を交えながら詳しく解説します。
この記事を読めば、複数人予約の全ステップと、改札で引っかからないための注意点がはっきりと理解でき、全員がリラックスして旅をスタートできるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 1スマートEXを使って家族やグループなど複数人分を予約する方法
- 2人数分の交通系ICカード(Suica/TOICA/ICOCA等)の紐付け設定
- 3きっぷを券売機で発券して乗車する際の手順と注意点
- 4グループ全員が引っかからずスマートに乗車するためのコツ
スマートEXで複数人の予約方法に関する基本手順
スマートEXで複数人分の予約を行う場合、まずは全体の流れと、予約を開始する前に準備しておくべきものを正しく整理しておくことが大切です。
一人での乗車とは異なり、複数人の予約では事前の準備をしっかり行っておくことで、購入手続きをスムーズに完了させることができますよ。
ここでは、複数人予約に必要な準備物から、座席を確保する手順、そして各メンバーのICカードを正しく登録・紐付けるまでの基本プロセスを、わかりやすく丁寧にお伝えします。
同行者の登録と予約に必要なもの
スマートEXを使って一度に複数人(最大6名まで)の予約をするために、あらかじめ手元に用意しておくべき「必要なもの」を整理しておきましょう。
何よりも大切になるのが、同行者全員分の「交通系ICカード(Suica、TOICA、ICOCA、PASMO、SUGOCAなど)」のID番号です。
スマートEXでは、チケットレスで全員がスイスイ改札を通るために、事前にそれぞれの席に乗車する人のICカードを紐付ける必要があります。
このID番号は、ICカードの裏面の右下に記載されている「JE」や「TP」などで始まる17桁の英数字のことですね。
予約手続きをスムーズに進めるために、私はいつもLINEグループなどで「各自のICカード裏面の17桁の番号を教えて!」と事前に収集して、スマホのメモ帳などにコピー&ペーストしてまとめておくようにしています。
事前のひと手間で、予約当日のバタバタを完全に防ぐことができますよ。
また、予約操作を行う代表者のクレジットカードや、同行者に未就学児や小学生がいる場合はそれぞれの年齢区分(こども料金の対象かどうか)もあらかじめ確認しておきましょう。
これで、複数人予約のための下準備は完璧に完了です。
乗車人数分の特急券を確保する流れ
必要なものが揃ったら、いよいよスマートEXのアプリやWebサイトから人数分の予約操作(座席の確保)をスタートします。
ログイン後、最初に「乗車日」「出発時刻」「乗車区間(東京〜新大阪など)」を入力し、乗車人数を指定する画面に進みます。
ここで、代表者を含めた「おとな」と「こども」の正確な人数(最大6名まで)を選択してください。
次に、希望する列車(のぞみ、ひかり、こだま等)や、座席の種類(普通車指定席、グリーン車、普通車自由席など)を選びます。
この複数人予約の操作で、私が最もおすすめしたいのが「座席表(シートマップ)から選ぶ」という予約方法です。
自動で席を割り当てる設定にしてしまうと、空席状況によってはメンバーの席が前後に離れたり、通路を挟んでバラバラになってしまったりすることがあるからですね。
座席表を見ながら指定すれば、「3人掛けのA・B・C席を並びで確保する」「通路を挟んでD・E席とC席で向かい合うように配置する」といった調整が視覚的にできるため、グループ旅行の一体感が一気に高まりますよ。
座席の選択が完了したら、クレジットカード決済を行い、ひとまず「全員分の特急券の確保」は成功となります。
交通系ICカードを登録・紐付ける方法
座席の確保が完了したら、次に行うのが複数人予約の最大の肝である「交通系ICカードの紐付け設定」です。
予約完了画面、またはメニューの「予約確認・変更」画面を開き、今回予約したきっぷの「ICカードを指定する」を選択します。
画面には予約した人数分のシート番号が表示されますので、まずは代表者(あなた)のシートを選択し、登録されているご自身のICカードを指定します。
続いて、同行者メンバーのシートを選択し、事前にメモしておいたそれぞれの「交通系ICカードの17桁のID番号(英数字)」を入力していきます。
同行者全員のICカード情報が正しく入力されると、それぞれのシートに対してICカードが紐付けられ、画面上のステータスが「指定済」に切り替わります。
この紐付け作業は、乗車日の出発時刻直前までスマホでいつでも行うことができます。
しかし、当日の改札口でのトラブルを防ぐためにも、私は予約を完了したその日のうちに、落ち着いて設定を終わらせておくことを強く推奨しています。
なお、一度登録した同行者のICカード情報はスマートEX内に「同行者一覧」として保存しておくことができます。
次回同じメンバーで旅行する際には、番号の再入力を一切せずに一瞬で紐付けを完了させることができるので、非常に親切でスマートな設計ですね。
紐付けを事前に行うメリットと安心感
スマートEXで複数人分の予約を行い、全員の交通系ICカードを事前に紐付けておくことには、想像以上に大きなメリットと極上の安心感があります。
その最大のメリットは、何といっても「乗車口や改札でのチケットレス&完全ノンストップ通過」です。
従来の複数人での新幹線移動では、代表者が窓口で全員分の紙のきっぷを発ケンし、それを一人ひとりに「はい、これがあなたの分ね」と手渡す手間がありましたよね。
さらに、改札を通る際も、きっぷが吸い込まれて出てくるのを待ったり、誰かがきっぷを失くさないかハラハラしたりと、何かと無駄なストレスやタイムロスが発生しがちでした。
しかし、事前にICカードの紐付けさえ完了していれば、メンバー全員が普段使っているスマホのモバイルSuicaやICカードを、改札機に「ピッ」とタッチするだけでそのまま新幹線に乗車できます。
自動改札を通過する際、改札機から各自のシート番号が記載された小さな黄色い「ご利用票(座席のご案内)」が自動で発ケンされます。
それを各自が受け取って進むだけですので、改札手前で全員で立ち止まる必要は一切ありません。
この流れるようにスマートで心地よい改札通過の体験は、一度味わうと紙のきっぷの時代には本当に戻れなくなるかなと思います。(出典:[スマートEX公式](https://smart-ex.jp/))
ICカードがない場合の紙のきっぷ発券手順
グループ旅行のメンバーの中には、普段あまり電車に乗らない方や、遠方から来ていて対応する交通系ICカードを持っていない同行者がいる場合もありますよね。
「同行者全員分のICカードがないと、スマートEXでの複数人予約は使えないのかな」と心配されるかもしれませんが、全く問題ありませんので安心してください。
交通系ICカードを持っていない同行者がいる場合は、その人の分だけ「紙のきっぷ」として駅の専用券売機で発ケンして乗車する方法があります。
予約完了後、ICカードを紐付けないままにしておき、乗車当日に新幹線の各駅に設置されている「指定席券売機」または「受取専用機」へ向かいます。
券売機の画面で「きっぷ受取」を選択し、スマートEXへのログイン時に使用しているクレジットカードを挿入するか、スマホ画面に表示される受取用QRコードを券売機のリーダーにかざします。
最後に、事前に設定した「スマートEXのログインパスワード(英数字)」を画面に入力すれば、全員分(またはICカードを指定していない人の分)の紙の乗車券・特急券がその場でまとめて発ケンされます。
発ケンにかかる時間は1分程度と非常にスピーディーですので、ICカードを持っていないメンバーがいても慌てず、改札手前で紙のきっぷを受け取って渡してあげる立ち回りをすればスマートですね。
スマホアプリの「予約確認」から受取用QRコードを表示させて券売機にかざす方法は、暗い中でクレジットカードを探したり暗証番号を打ち込んだりする手間が省けるため、最もスマートでおすすめの発券方法です。
スマートEXで複数人の予約方法における注意点と対策
スマートEXでの複数人予約は、非常に便利で旅の快適性を劇的に向上させてくれますが、いくつかの特殊な運行ルールや設定ミスによる改札口でのトラブルなど、注意しておくべき点も存在します。
せっかくの素晴らしい旅行で、改札口が赤く光って閉まってしまい、後ろに大行列ができてバタバタするような事態は絶対に避けたいですよね。
ここでは、繁忙期の特殊ルールや子供料金の境界線、改札口でエラーが出た時の実践的な解決策、そして自由席利用時の料金など、複数人予約で失敗しないための注意点と具体的な対策を解説します。
のぞみ全車指定席化期間中のグループ予約
東海道・山陽新幹線において、近年特に気をつけるべきなのが、お盆、年末年始、ゴールデンウィークの3大ピーク期に実施される「のぞみ号の時期限定・全車指定席化」のルールです。
この混雑期間中、のぞみ号は自由席車両が一切なくなり、1号車から16号車まですべての座席が完全予約制(指定席のみ)となります。
家族や複数人のグループで移動を計画している場合、この全車指定席期間中は「当日ホームに早く並んで自由席を確保する」という立ち回りが物理的に不可能になります。
そのため、直前になってからきっぷを手配しようとすると、メンバー全員が並びの席で確保できないばかりか、全員が別々の車両に離れ離れになってしまったり、最悪の場合は同じ列車の指定席を確保できずに旅程がズレてしまうリスクがあります。
この深刻なトラブルを防ぐための唯一の対策は、「乗車日1ヶ月前の発売開始日のタイミングで、スマートEXの事前申込サービスなどを駆使して最優先で座席を確保すること」です。
特に複数人の場合は、座席表から隣り合った並び席を素早くキープすることが必要になります。
ピーク期間の旅行が決まった瞬間に、代表者がスマートEXのアカウントに全員の情報を集約させ、争奪戦に遅れないよう早めの予約手配を完了させておくことが、スマートなグループ旅を成功させる最大の鍵かなと思います。
子供料金が適用される年齢のボーダーライン
複数人の中に小学生以下のお子さまがいる場合、「こども料金(大人の半額)」や「無料ルール」が適用される年齢の境界線を正確に理解しておくことは、旅費を賢くコントロールするために非常に重要です。
JRのルールでは、「小学生のお子さま」は「こども」となり、大人の乗車券・特急料金の半額が適用されます。
一方で、小学校に入学する前の未就学児(1歳から6歳未満の幼児、および1歳未満の乳児)は基本的に「無料」で乗車できるのが基本ルールです。
しかし、この幼児の無料ルールが適用されるのは、おとな、またはこどもの乗客1人につき幼児「2人まで」という制限があります。
例えば、大人1人が未就学のお子さま3人を連れてスマートEXで移動する場合、3人目のお子さまについては「こども」のチケット(座席)を1席分予約して購入しなければなりません。
さらに重要なのが、無料になる幼児であっても「指定席の座席を1人で1席分占有して使用する場合」は、幼児であってもこども分のチケット(乗車券+指定席特急券)の購入が必須になるという点です。
幼児を完全無料で指定席に乗せたい場合は、大人の膝の上にずっと抱っこするしかありません。
道中が長くて子供を膝の上に抱き続けるのが大変な場合は、スマートEXで最初からこども用の指定席を1席分確保してあげるか、あるいは空席があれば座席を広く使える普通車自由席を選択するのが、家族全員がリラックスできる賢い選び方かなと思います。
| 区分(年齢) | チケット料金 | 座席の使用条件 |
|---|---|---|
| おとな(12歳以上) | 大人通常料金(100%) | 1席を確保して使用 |
| こども(6歳〜12歳未満) | 大人料金の半額(50%) | 1席を確保して使用 |
| 幼児(1歳〜6歳未満) | 無料(おとな1人につき2人まで) | 大人の膝上(座席を占有する場合は「こども料金」) |
改札口でエラーになってしまった時の対処法
スマートEXで全員のICカードの紐付けを終え、「さあ出発だ!」と新幹線の改札にタッチした際、不意にチャイムが鳴ってゲートが閉まってしまうトラブルに遭遇することがたまにあります。
特に複数人で一度に改札を通る際、グループの一人でも引っかかってしまうと、後ろの乗客を待たせてしまい、一気に焦って焦燥感に包まれますよね。
改札口でエラーになる最大の原因は、実は「ICカードのID番号(17桁の英数字)の入力打ち間違い(誤登録)」です。
特に「O(オー)と0(ゼロ)」、「I(アイ)と1(イチ)」、「S(エス)と5(ゴ)」などの見間違いや、裏面の文字が擦れていて読み間違えてしまうケースが非常に多いです。
もし改札で引っかかってしまった場合、慌てずに以下の対策を講じてください。
まずは改札機横の駅員さんがいる窓口に向かい、代表者のスマートEXの「予約完了画面(シート番号と紐付け情報が記載された画面)」を提示します。
駅員さんにお願いすれば、その場で正しい予約データと各自のICカードを照合して改札を通してくれる、またはその場で一時的に紙のきっぷを発ケンして対応してくれますので、心配ありませんよ。
また、同行者が改札をタッチする順番を間違えてしまったり、直前でICカードを財布から出し忘れてスマートフォンと二重タッチしてしまったりするのもエラーの原因になります。
改札口を通る際は、代表者が先頭を歩くか、あるいは一歩下がって「全員が1人ずつ、しっかりと『ピッ』と音が鳴るのを確認して進む」よう、優しく見守ってあげるのが、引っかからずにスマートに通過する最高のコツですね。
改札機でエラーが出た際、無理にゲートを突破しようとしたり、何度も同じエラーカードを改札機に擦り付けたりすると、カード自体にロックがかかってしまうことがあります。エラーが出た場合は速やかに駅員さんへ相談してくださいね。
自由席を予約して乗る際の一人あたりの特急料金
スマートEXで複数人分の予約を行う際、普通車指定席だけでなく「普通車自由席」を複数人分まとめて予約することも可能です。
自由席予約を利用する大きなメリットは、当日の予定が流動的で「何時の新幹線に乗るか直前まで決めたくない」という場合、同じ日であればどの時間の列車の自由席にも乗車できる高いフレキシブルさにあります。
この場合の特急料金についてですが、スマートEXで自由席を複数人予約する場合、一人あたりの料金は大人通常期の普通車指定席料金から「一律530円引き」された一律の割安料金が適用されます。
この自由席料金は年間を通して常に一定で変わることはなく、お盆や年末年始などの繁忙期であっても加算料金が一切発生しないため、非常にリーズナブルに移動費用を抑えることができます。
ただし、複数人で自由席を予約して乗る場合は、指定席のような「並び席の保証」が全くありません。
途中駅から乗る場合は、グループ全員が並び席で座れる確率は極めて低くなり、メンバーが車内でバラバラの空席を探して座る、あるいは全員で立ったまま移動するリスクを伴います。
移動コストを極限まで安く抑えたい場合は自由席複数人予約が最適ですが、友人や家族と道中おしゃべりを楽しみながら心地よく移動したい場合は、差額の530円を支払ってでも、全員が並びで座れる指定席を確保する方が、トータルの旅の満足感ははるかに高くなるかなと思います。
スマートEXで複数人の予約方法のまとめ
スマートEXを使った複数人の予約方法には、家族やグループ旅行を圧倒的に快適でスマートなものに変えてくれる、数多くの素晴らしいメリットと知っておべき重要なポイントがあります。
最後にもう一度、複数人でスマートに乗車し、楽しい旅を成功させるためのステップと判断基準をシンプルにまとめました。
まず、複数人でのスマートEX利用を最も輝かせるのは、やはり**「全員分の交通系ICカードの事前紐付け設定」**ですね。
代表者が事前に全員分の17桁のID番号を収集し、予約シートに対して完璧に紐付けておくことで、当日の改札は全員が「ピッ」とタッチするだけでノンストップ通過が可能になります。
もしICカードを持たない同行者がいる場合でも、新幹線の券売機で「スマホのQRコード」を使って1分で紙のきっぷをまとめて受け取れる救済策がありますので、臨機応変に対応できますよ。
一方で、お盆や年末年始などの最繁忙期における「のぞみ号全車指定席化」の期間や、未就学の幼児が指定席に座る場合の子供料金の発生ルールなど、直前に慌てないための最新仕様もしっかりと頭に入れておきましょう。
これらのルールをスマートに理解し、少しの手間を惜しまずに事前準備をしておくことで、乗車当日の駅でのストレスや不安は完全に解消されます。
ぜひ、同行するご家族や友人、同僚のメンバーに合わせて、スマートEXの複数人予約を上手に、スマートに活用してみてくださいね。
大切な人たちとのこれからの新幹線の旅が、いつでも笑顔と心地よいゆとりに満ちた、素晴らしい時間になりますように!