新幹線を利用した旅行や出張、帰省は移動時間が短くて非常に快適ですが、どうしても交通費が高くなってしまうのが悩みどころですよね。
家族での移動や往復の利用となると、数万円単位の大きな出費になってしまいます。
しかし、新幹線のきっぷは買い方や予約のタイミングを少し工夫するだけで、通常価格よりも大幅に安く手に入れることができます。
この記事では、JRの公式割引サービスから、旅行会社のお得なパック、さらには知る人ぞ知る裏ワザまで、新幹線を安く乗る方法を徹底的に比較して解説します。
- 1JR各社のネット予約サービスの早期割引が基本
- 2宿泊ありなら新幹線ホテルパックが最もお得になる
- 3金券ショップの株主優待券を活用する裏ワザも有効
- 4山陽・九州エリアはバリ得などの格安きっぷが強い

JR公式サービスで新幹線を安く乗る方法と予約サービス
新幹線を安く利用するための最も正攻法で安全なやり方は、JR各社が公式に提供しているネット予約サービスを活用することです。
現在、JRでは駅の窓口で紙のきっぷを買うよりも、インターネット経由のチケットレス乗車を優遇しており、割引率の高いきっぷが多数用意されていますよ。
スマートEXやエクスプレス予約の早期割引のメリット
東海道・山陽・九州新幹線(東京〜鹿児島中央)を利用するなら、まずは無料のネット予約サービス「スマートEX」への登録が必須です。
スマートEXでは、乗車日の3日前や21日前など、早期に予約することで適用される「EX早特」という強力な割引商品が用意されています。
例えば、乗車日の21日前までに予約する「EX早特21ワイド」を使えば、のぞみ号の普通車指定席が通常よりも数千円安く購入できます。
また、有料会員制(年会費1,100円)の「エクスプレス予約」であれば、早期割引だけでなく、当日予約でも常に割引価格できっぷが買えるため、年間複数回新幹線に乗る方には非常にお得なサービスとなっています。
えきねっとトクだ値を使った新幹線チケットの割引率
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線など、主にJR東日本エリアの新幹線を利用する方には、「えきねっとトクだ値」が便利です。
えきねっとの早期割引商品である「お先にトクだ値」は、乗車日の13日前までに申し込むことで、新幹線チケットが25%〜30%割引という驚異の安さで購入できます。
さらに期間限定で、20日前までの予約で50%割引になるキャンペーン商品が発売されることもありますよ。
枚数限定の先着順となるため発売直後に売り切れることも多いですが、東日本エリアの新幹線に乗る予定が決まったら、真っ先にチェックするべきサービスです。
JR往復割引きっぷの適用条件と計算方法のポイント
ネット予約の割引枠が取れなかった場合でも、長距離の移動であればJRの基本ルールである「往復割引」が適用できる可能性があります。
往復割引は、片道の営業キロが601キロ以上ある区間を往復乗車する場合、行きと帰りの「乗車券」の運賃がそれぞれ1割引き(10%OFF)になる制度です。
特急券(指定席や自由席の料金)には割引は適用されませんが、乗車券が安くなるだけでも数千円の節約になります。
東京から岡山、広島、博多などの長距離を移動する際は、往復で乗車券を同時購入することを忘れないようにしてくださいね。
学生割引や回数券に代わる新しい割引チケットの比較
かつて新幹線の格安きっぷの代名詞だった「回数券」は、JR各社で廃止が進んでおり、現在はほとんど販売されていません。
その代わりに登場しているのが、複数人で利用できるネット予約限定の「複数人割引」や、ファミリー向けの割引パッケージです。
また、学生の方であれば、学校から発行される「学生割引証」を利用することで、片道の営業キロが101キロ以上の乗車券が2割引き(20%OFF)になります。
往復割引とも併用ができるため、学生シニア層の方は公式の学割制度を優先して利用するのが最も手堅い節約方法になりますよ。
ぷらっとこだま等の割安なパッケージきっぷの魅力
東京〜新大阪間を最も安く移動したい場合の選択肢として人気なのが、JR東海ツアーズが販売する「ぷらっとこだま」です。
これはきっぷではなく「日帰りツアー」という形式の旅行商品ですが、各駅停車の「こだま号」の指定席と、ワンドリンク引換券がセットになって格安で利用できます。
のぞみ号よりも移動時間はかかりますが、普通車指定席だけでなくグリーン車にも非常に安く乗れるプランが用意されています。
時間にゆとりがあり、のんびりと新幹線の旅を楽しみながら交通費を節約したい方には、非常に使い勝手の良い商品かなと思います。

JR以外の裏ワザで新幹線を安く乗る方法と買い方のコツ
JRの公式割引以外にも、旅行会社の商品や金券ショップなどをうまく活用することで、さらに新幹線代を抑えることができる裏ワザがあります。
特に宿泊を伴う旅行や、急な予定で早期割引が使えない場合には、これらの方法が非常に有効な節約手段となります。
宿泊を伴う旅行なら新幹線パックが総額で最も安い
もし旅先での宿泊が決まっているのであれば、新幹線のきっぷを単体で安く買う方法を探すよりも、旅行会社が提供する「新幹線ホテルパック(往復新幹線+ホテル宿泊)」を利用するのが最も安いです。
これはJRと旅行会社が提携して販売しているパッケージプランで、セットにすることで特別割引料金が適用されます。
場合によっては、別々に手配するよりも「ホテル代が実質無料」になるほどの値引き額になることもありますよ。
新幹線の基本的な乗り方や座席指定のルールについては、こちらの記事新幹線とは?予約・料金・乗り方の全体像を解説で詳しく解説しています。
予約の手順が不安な方は、あわせて参考にしながらパックの計画を立ててみてくださいね。

金券ショップで格安の株主優待券を購入して使う手順
急な用事や出張で「早期割引の期間を過ぎてしまった」という場合に重宝するのが、「JRの株主優待割引券」です。
JR各社の株主優待券は金券ショップやネットオークションなどで数千円で販売されており、誰でも購入して利用することができます。
例えば、JR西日本の株主優待券を1枚使用すると、運賃と料金が5割引き(50%OFF)になり、山陽新幹線や北陸新幹線のきっぷが半額になります。
購入した優待券の番号をJRの予約サイト(e5489など)に入力するか、駅の窓口に提示することで割引価格できっぷが発券できます。
繁忙期でも利用できるため、お盆や年末年始などの帰省時にも非常に頼りになる節約の裏ワザですよ。
クレジットカードのポイントやマイルを移行する裏ワザ
毎日の買い物や生活費の支払いで貯まったクレジットカードのポイントを、新幹線のポイントプログラムに移行してきっぷに交換する方法もあります。
例えば、JR東日本エリアでは「JRE POINT」を使って、新幹線の特典チケットと交換することが可能です。
また、ビューカードなどのJR提携カードを賢く使いこなすことで、ポイントの還元率を高め、実質的に新幹線代をタダにするルートも作ることができます。
普段使っているカードのポイント移行先を確認し、新幹線予約に使えるポイントがないか一度チェックしてみるのもおすすめですよ。
自由席をあえて選択して基本運賃を最小限に抑える方法
ネット予約の割引も使えず、株主優待券の手配も間に合わない場合の最もシンプルな節約術は、「指定席ではなく自由席を選ぶ」ことです。
新幹線の自由席は、指定席よりも通常で530円安く設定されています。
さらに繁忙期(GWや年末年始など)には指定席の特急料金がアップしますが、自由席の料金は年間を通して一律のままです。
そのため、混雑していない時間帯の始発駅から乗る場合などは、あえて自由席を選択するだけで手軽に数百円から千円程度の節約をすることができます。
JR西日本のバリ得こだまなどの格安切符を狙うコツ
関西と山陽・九州エリア(新大阪〜岡山・広島・博多・熊本など)を移動する際、圧倒的な安さを誇るのが日本旅行が販売する「バリ得こだま」です。
このプランを使えば、山陽新幹線のこだま号(一部ひかり号)の指定席チケットが、通常価格のほぼ半額に近い格安料金で購入できます。
さらに、車内や駅の店舗で使えるお買い物クーポンがセットになっていることも多く、コスパは最強クラスです。
のぞみ号よりも時間はかかりますが、とにかく安く移動したい西日本エリアのユーザーにとっては定番の超人気格安ツアーとなっています。

新幹線を安く乗るための最適ルート:
・宿泊旅行なら ➔ 迷わず「新幹線パック」を予約する。
・2週間以上前の予約なら ➔ 各社ネットの「早特」を狙う。
・直前の予約や繁忙期なら ➔ 金券ショップで「株主優待券」を買う。
・時間に余裕があるなら ➔ 「ぷらっとこだま」や「バリ得こだま」を使う。
状況別で最適な新幹線を安く乗る方法の比較とまとめ
今回は、新幹線を安く乗る方法について、JR公式のネット早期割引から、パッケージツアー、さらには株主優待券を活用した裏ワザまでご紹介しました。
新幹線のチケットは、旅のスケジュールや宿泊の有無に合わせて、購入するルートを正しく選ぶことが最大のポイントです。
正確な情報は公式サイトをご確認くださいね。
事前のちょっとしたリサーチと早めの予約を行うだけで、浮いた予算を旅先での美味しいグルメや観光ツアーに回すことができるようになります。
ぜひ今回の情報を賢く活用して、お得で快適な新幹線の旅を楽しんでくださいね。